ビットコインが生まれた理由とブロックチェーン
ビットコインが生まれたのは2009年1月3日。
そもそもは、2008年に発表された9枚の論文にさかのぼります。
論文は「サトシ・ナカモト」と名乗る人物によって発表されていますが、
これはプロブラミング名とも言われており、いまだに誰なのか不明とされています。
お金の仕組みを作った人ですから、個人の特定がされると危険ですからね。
その論文には、
インターネット社会になって電話もメールも無料になるなど、とても便利な世の中になりました。しかし、お金だけは今までと変わらない仕組みで不便ですよね。
こんなお金の仕組みがあったら面白いですよね。
という内容が書かれていました。
そこに書かれていた仕組みが、『ブロックチェーン』という仕組みだったのです。
この論文を読んだ世界中の有能なプログラマー達によって共同で作られたのがビットコインなのです。
その日から今もなお自動的に動き続けています。
ここでのキーワードは『ブロックチェーン』です。
この技術が出てきたことで、第4次産業革命が起きたといわれているのです。
日本ではすでに経済産業省のHPにも掲載され、今後の使い道について検討されています。
ブロックチェーンを使うことで、
不正改ざんが不可能となり、
ゼロダウンタイムであり、
データの保存が無限大になり、
さらにその管理が安価である。
ということが経済産業省のHPに書かれています。
つまり、上の図のように、
左側のこれまでの中央管理型のシステムは
一部の権力者によって偽造や書き換えが可能な仕組みです。
ニュースなので不正改ざんがよく取り上げられますよね…
それに比べて、ブロックチェーンでは、
右側のような分散管理型の仕組みなので、
全員で同じデータを保存しており、
不正改ざんが出来ず、
データの保存も無限大だという、画期的な仕組みなのです。
この仕組みを利用して、
中央管理型のシステムはブロックチェーンにどんどん置き換わってくることでしょう。
例えば、役所で管理しているデータや、
銀行で管理しているデータ、
医療カルテのデータなど、
一部のサーバー頼みの仕組みは置き換えられてきます。
となると、世の中の仕事の多くはなくなって来るでしょう。
このブロックチェーン技術が初めて使われたのが、ビットコインです。
ビットコインの可能性、これからどんどん面白くなってきます!